2013/10/13
本製品は、ホール効果を利用して磁束密度を測定する装置です。低ドリフト高精度演算増幅回路を使用して磁束密度の大きさと極性を広範囲にわたって簡単な操作で測定できるようにデジタル表示を採用しています。また、ピークホールド機能により、±磁力の最大値を容易に検出できます。
測定磁界は直流、交流両用で、検出部の厚さは薄く、小型にできていますので、狭い間隙の測定や磁石の表面磁束密度の分布測定、電機機器の漏れ磁束の検出に使用できます。
アナログ信号出力用のBNCリセプタクルが設けてありますので、オシロスコープや、レコーダーなどと接続することにより、交流磁界の波形測定、パルス磁界の記録など広範囲に使用できます。
使用センサー | ホール素子(InAs)定電流駆動 | ||
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測定範囲 | 1. 測定磁界 | 直流(メータ直読) 交流(レコーダーなどにより波形観測にて測定) | |
2. 定格値 | 0 ~ 199.9 mT(1,999 Gauss) (200 レンジ) 0 ~ 1,999 mT(19,990 Gauss) (2,000 レンジ) | ||
3. 極性 | N極 → + 表示 S極 → - 表示 | ||
機能 | ピークホールド機能付 | ||
精度 | ±1.5%(校正中心値にて) | ||
出力 | 1. アナログ出力 | ±2V(フルスケール表示の時) 極性: N極 → +、S極 → - | |
2. デジタル出力 | [データ] [極 性] [オーバレンジ] [印字指令] | BCDパラレル 3-1/2桁、TTLレベル、ファンアウト3 N極で論理1、TTLレベル、ファンアウト3 オーバで論理1、TTLレベル、ファンアウト2 測定終了時、巾約1ms正パルス、ファンアウト2 | |
電源 | AC 100 〜 240 V、50/60 Hz | ||
外形寸法 | 260 W × 100 H × 300 D mm | ||
重量 | 約 6 kg(本体のみ) | ||
付属品 | ホール素子プローブ(コネクタ・ケーブル付き) トランスバース型 先端部 厚み 約 0.5 mm、幅 3.3 mm |